皆さん、『肌断食』って知っていますか?
食事を制限して腸の働きを高める『断食』と同じように、肌本来の力を高め肌悩みを改善する、『肌断食』というスキンケア方法があります。
当サイトではより簡単に実践できる『プチ肌断食』という方法をおススメしています。
20年間、毛穴や乾燥、肌荒れ、ニキビ、顔の赤み、痒み…などあらゆる肌悩みを経験した私の肌を変えた方法です。
下記の写真は、プチ肌断食を始めて3か月後の肌状態の比較写真です。(※専用機器で測定・撮影しています)
専用機器による肌の変化
- 赤み・敏感:9.0%⇒2.9%
- シミ・色素沈着:3⇒1
- 皮脂分泌:14.7%⇒9.1%
- 拡張毛穴:40⇒26
- 小じわ:36.8%⇒22.4%
超がつくほどの乾燥肌で、年中頬とおでこの皮膚が粉をふいていましたが、プチ肌断食を始めて3か月後には粉をふいて皮がめくれた状態が改善され、毛穴や角栓も随分目立たなくなりました。
お金もかからず、すぐに実践できる方法ですので、以下のような悩みがある方はぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- どんなスキンケアを試しても肌荒れが改善しない
- 乾燥肌・敏感肌に悩んでいる
- 鼻の毛穴・角栓がひどい
- 肌断食を試したけど、合わなかった
- メイクを楽しみながら、気軽に肌断食をしてみたい
<目次>
そもそも、肌断食とは?
『プチ肌断食』の方法をご説明する前に…
そもそも、肌断食とは一体どのようなスキンケア法なのかをお話しますね。
肌断食とは、クレンジングや洗顔料、化粧水、乳液、美容液、クリームといった基礎化粧品を使わず、純石鹸を使った石鹸洗顔だけを行うスキンケア方法です。
肌断食の考え方は…
- クレンジング剤は肌の皮脂を取り過ぎてしまい、肌のバリア機能を破壊する⇒メイクをやめてクレンジングを使わない
- 合成界面活性剤を含む洗顔料は、皮膚に残留して悪影響を及ぼす⇒石鹸洗顔をする
- 外から水分や油分を与えると、肌のバリア機能が低下する⇒肌に何もつけないことで自らうるおう力を再生する
石鹸洗顔後も何もつけないのが良いとされていますが、乾燥が気になるときは少量のワセリンを使用します。
クレンジング剤の使用は絶対NGなので、ファンデーションなどのメイクも基本的にはしません。
(※石鹸で落とせるメイク用品を使うことはできます)
ノースキンケア、ノーメイクを一定期間続けることによって、肌本来のバリア機能を高め、強く美しい肌を取り戻す…
これが『肌断食』です。
肌断食にチャレンジするもさらに肌状態が悪化…
私自身、数年ほど前にこの肌断食にチャレンジしたことがあります。
しかしながら、石鹸洗顔によって肌の乾燥がよりひどくなってしまったこと、またワセリンによるオイルやけで肌の赤み・痒みが増し、途中で断念しました。
後からわかったことですが…
実はこの『肌断食』の方法には、2つの誤りがありました。
肌断食には2つの誤りがある
まず、『肌断食』で脱脂力の強いクレンジング剤を使用しないことは、肌にとって非常に良いことです。
特にオイルを主成分とし合成界面活性剤がたっぷり配合されたクレンジングオイルは、メイク汚れをスッキリ落とせる分、肌に必要な皮脂も根こそぎ取り去ってしまいます。
そのため、脱脂力の強いクレンジング剤を使わないだけでも、肌の負担はとても軽くなります。
ここまでは良いのですが…
『肌断食』で推奨されている純石鹸・無添加石鹸による洗顔は、クレンジング剤と同様に、肌の油分を取り過ぎてしまいます。
"純"や"無添加"が付いていることで肌に優しいイメージを抱きがちですが、どんな石鹸にも界面活性剤は配合されていますし(配合していないと石鹸が作れません)、シンプルな石鹸ほど脱脂力を持っています。
むしろ、洗浄力の穏やかな合成界面活性剤を使っている洗顔料の方が、脱脂力・洗浄力が穏やかだったりします。
上の表は、洗浄成分の強さを比較したものですが、石けんの洗浄力の強さがおわかりいただけると思います。
また、『肌断食』で勧めているワセリンは、ニキビ肌の方や脂漏性湿疹の方には合いません。
ワセリンは石油を精製して作られる保湿剤ですが、密封性が高くワセリンで肌を覆うことで毛穴が塞がれ、ニキビや脂漏性湿疹が悪化してしまう可能性があります。
よく皮膚科で処方される保湿剤なので、肌の炎症を抑える効果があると勘違いしている方もいらっしゃいますが、オイルを主成分とした油剤であり、抗炎症作用はありません。
このように、従来の『肌断食』は、肌にとって良いことばかりではありません。
ネットやSNS上で、「肌断食をやってみたけれど肌荒れが悪化した」という声が多くみられますが、恐らく上記2つの誤りによって乾燥やニキビが悪化したものと考えられます。
肌断食に失敗した、みんなの口コミ
汚肌通ります、、閲覧注意なんですけど去年の自粛期間中肌断食をやり見事に失敗し外出できないストレスでホルモンバランスも崩れて肌が1枚目のような未だかつてない荒れ方して本当に死にたくなったし昔効いたディフェリンゲルでアレルギー起こしたりで色々あったけどここまで改善しました pic.twitter.com/c0aIvxi5J2
— ゆ☺︎ (@yui_yuki_1217) March 1, 2021
私の「肌断食」失敗の原因はいきなり完全な肌断食に切り替えたことだと思う
基本ぬるま湯で洗顔(化粧した日は純石鹸で洗う)・保湿はワセリン米一粒だけ・日焼け止めは極力使用しない
やる前までニキビもあまり無い肌だったけれど、さらに綺麗な肌を目指したくて始めたらめちゃくちゃ荒れた
— うふミルク🐰毛孔性苔癬治療中 (@ufu_milk) September 11, 2020
肌断食失敗したっぽくて泣きそ
大人しく皮膚科行きます…😢— かづま (@kdm_j6t) September 7, 2020
自分は水洗顔とか肌断食みたいなやつ失敗して脂漏性皮膚炎になったという個人的かつ明確な経緯があり、水洗顔とか肌断食に対して良い事はあんまり言えないのがわかった
水洗顔・肌断食が合ってるけど私のツイートで不安になるという方いればリムブロミュートして自衛してほしい
— あんちは@脂漏性皮膚炎 (@sZBs5PrwhzTG4fS) March 7, 2021
やって失敗だったこと
肌断食(私が超乾燥肌どからなのかほんとに失敗だった。ずっと続けれないレベルでアウト)レチノール(使い方の問題?DTがひどすぎた。でも量調整したらいいのかな?再チャレンジしたい)
— もんもん@美容&雑多垢 (@mooonpy) January 1, 2021
肌断食の誤りを取り除いた、『プチ肌断食』
肌断食に失敗したその後も、様々なスキンケア方法や化粧品アイテムを試しました。
そしてたどり着いた方法が、『プチ肌断食』です!
当サイトオリジナルの『プチ肌断食』は、従来の肌断食の誤りを取り除き、さらに日常に取り入れやすい方法にしています。
この『プチ肌断食』を続けてようやく、私の肌荒れが落ち着きました。
今の肌悩みを少しでも改善したい方、メイクも楽しみながら気軽に肌断食をしたい方はぜひ、『プチ肌断食』を試してみてください!
【化粧品成分専門家が考えた】プチ肌断食のやり方
当サイトでおススメしている『プチ肌断食』は、脱脂力・洗浄力の穏やかなクレンジングを使い、石鹸を含む洗顔料を使用しません。
クレンジングでメイクを落としたら、肌を保湿します。
『プチ肌断食』のスキンケアの基本は、以下の2ステップです。
プチ肌断食の基本は…
- クレンジング剤でメイク・皮脂汚れを落とす
- 保湿剤(乳液やクリーム)でうるおす
「洗顔は?化粧水は?」と思うかもしれませんが、基本的に必要ありません。
特に洗顔は、メイクを落とすクレンジング剤によって古くなった皮脂などの汚れは取り去られているため、不要です。
むしろ、クレンジングの後にさらに洗顔料を使うことで、必要な皮脂まで洗い流され、肌のバリア機能が壊れやすくなります。
朝の洗顔については、コットンに乳液を出して顔の皮脂汚れを軽くふき取るか、サッと水洗いでOKです。
また、化粧水については、『化粧水を使った方が肌が落ち着く』『気持ちが良い』など、使用した方が心地良く感じるのであれば、使用しても構いません。
一般的な化粧水や美容液の成分のほとんどは水です。
つけてもつけなくても、肌の状態は変わりません。
美容液も化粧水と同じく、美容成分が浸透して栄養を与えるわけではありませんので、基本的に不要です。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
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美容液は意味がない!肌に栄養を与えるのは不可能【美肌塾vol.01】
よしと化粧品成分専門家よしとです!美肌塾第1回目は、美容液についての知識をお届けします。 皆さんが考える必要なスキンケアって、どんなものでしょうか? クレンジングに洗顔、化粧水、美容液、保湿… ...
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それでは具体的に、『プチ肌断食』のスキンケア手順を紹介します。
プチ肌断食のスキンケア手順
まず、プチ肌断食の簡単な手順は以下の4つです。
プチ肌断食のスキンケア手順
- アイメイクはナチュラルオイルで、ベースメイクは乳液タイプのクレンジングでオフ(※洗顔はしない)
- 夜はオイルやクリームタイプで保湿
- 朝は乳液タイプのクレンジングでふき取るか、水洗い
- 朝はサッパリ系の乳液で保湿
それぞれ、詳しくみていきましょう。
メイクをしている夜のスキンケア
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1アイメイクはナチュラルオイルでオフ
ホホバオイルやアーモンドオイル、オリーブスクワランなどの酸化しにくく精製度の高いナチュラルオイル100%のものを使ってアイメイクをオフします。
適量のオイルを手に取り、アイメイクになじませます。
アイメイク汚れにオイルがなじんだら、ティッシュを2~3枚重ねて優しく顔にあて、メイク汚れと油分を吸い取ります。
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2乳液タイプのクレンジングでベースメイクをオフ
最も脱脂力が穏やかで刺激性の低い乳液タイプのミルククレンジングを使って、ベースメイクをオフします。
水で濡らしたコットンにミルククレンジングを適量取り、優しく肌になじませるようにメイク汚れをふき取ります。
この時、アイメイクをオフしたときに肌に残っているオイル成分もしっかりふき取っておきましょう。
最後は新しいコットンを水で濡らし、肌に残ったクレンジング剤をふき取って完了です。
これでクレンジングは完了です。洗顔の必要はありません。
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次は保湿です。
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3夜はオイルやクリームタイプで保湿
日光に当たらない夜の保湿ケアは、保湿効果の高いオイルやクリームタイプの保湿剤を使います。
頬や目元など乾燥しやすい部位を中心に塗り、皮脂分泌の多い鼻やおでこは少量にとどめておきましょう。
小ジワのできやすい目尻や口元のほうれい線には、フラーレンを配合した美容オイルがおススメですよ。
なお、ニキビや吹き出物ができやすい方は、オイルは使わず油分の少ないさっぱりタイプの乳液を使いましょう。
これで夜のスキンケアは完了です。
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最後に、メイクをしていない朝のスキンケアをみていきましょう。
朝のスキンケア
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1乳液タイプのクレンジングで酸化した皮脂汚れをオフ
朝は、石鹸などの洗顔料は使わず、夜に使った乳液タイプのクレンジングで酸化した皮脂や汚れをふき取ります。
夜のクレンジングと同じように、濡らしたコットンに適量とり、肌を優しくなでるようにふき取ってください。
最後は、濡らしたコットンで顔全体のクレンジング剤をふき取って完了です。
朝はふき取る時間がない!という方は、水で顔を洗っても構いませんが、洗顔料は使用しないように。
また、皮脂を取り過ぎないようお湯ではなく水での洗顔が良いです。
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2朝の保湿はオイルを使用せず、ベタつきの少ないクリームで保湿
メイク前の朝の保湿には、ベタつきの少ない乳液やクリームでの保湿がおススメです。
なお、朝の保湿にはオイル系の保湿剤(ワセリン含む)は使用しないようにしてください。
オイルを顔に塗って日中紫外線に当たると、オイル成分が酸化してニキビや毛穴詰まり、角栓を悪化させる原因になります。
さて、ここまで『プチ肌断食のスキンケア手順』について、説明しました。
おさらいしておきましょう。
プチ肌断食のスキンケア手順
- アイメイクはナチュラルオイルで、ベースメイクは乳液タイプのクレンジングでオフ(※洗顔はしない)
- 夜はオイルやクリームタイプで保湿
- 朝は乳液タイプのクレンジングでふき取るか、水洗い
- 朝はサッパリ系の乳液やクリームで保湿
いかがでしたか?
今までクレンジング→洗顔→化粧水→美容液→保湿…とスキンケアをしていたら、随分と時短になります。
ちなみに、おススメアイテムとして紹介した『ワイエスラボ』と『Supmile(サプミーレ)』には、初回限定のお試しセットがあります。
ワイエスラボのお試しセット
Supmile(サプミーレ)のお試しセット
※プチ肌断食の効果は、肌の状態によって個人差があります。効果を保証するものではありませんので、あらかじめご理解の上お試しください。
続いては、プチ肌断食中のメイクについてお話します!
プチ肌断食中のメイクについて
当サイトでおススメしている『プチ肌断食』は、メイクも普段通り楽しめます。
ただし、使うアイテムは『プチ肌断食のスキンケア手順』で説明した通り、ナチュラルオイル&乳液タイプのクレンジングでオフできるものをセレクトしてください。
プチ肌断食中のメイク化粧品
- アイメイクは、ナチュラルオイルでオフできるもの
- ベースメイクは、乳液タイプのクレンジングでオフできるもの
アイメイクは、強力なウォータープルーフタイプ以外であれば、ナチュラルオイルでオフできるかと思います。
特に見直していただきたいのは、ファンデーションです。
プチ肌断食におススメのファンデーション
カバー力の高い一般的なファンデーションは、付けている間も肌負担が大きいことはもちろん、メイクを落とす際にも強い洗浄力がないと肌に残留してしまいます。
そのため、プチ肌断食中はお湯でもオフできて、肌への負担が限りなく低い、ミネラルファンデーションがおススメです。
ただし、どのミネラルファンデーションでも良いわけではありません。
プチ肌断食中に使うミネラルファンデーションの選び方について、以下の4点を踏まえておきましょう。
ファンデの選び方は…
- 主成分にオイルを含まない
- 石油由来成分や合成防腐剤、合成ポリマー、シリコン、香料などを含まない
- ナノ粒子を使用していない
- UVカット効果がある(SPF25~30/PA++程度がおススメ)
上記『プチ肌断食中のファンデの選び方』について、補足していきますね。
主成分にオイルを含まないこと
ベースとなる主成分にオイルが配合されていると、被膜作用が強まり、脱脂力の穏やかなミルククレンジングでは落としきれない可能性があります。
そのため、主成分にオイルを含まないミネラルファンデーションを選んでください。
ナノ粒子を使用していないこと
最近の無添加系ミネラルファンデーションは、肌の負担が大きい紫外線吸収剤を使わず、紫外線防御剤として『酸化亜鉛』や『酸化チタン』を配合しています。
『酸化亜鉛』や『酸化チタン』は、粒子が小さいほど紫外線カット効果が高くなるため、ナノ化して配合しているメーカーが増えていますが…
実は、ナノ化することによって皮膚のバリア機能を通過して、体内に入り込む可能性があるのです。
『酸化亜鉛』や『酸化チタン』は、ナノ粒子を配合していないメーカーのミネラルファンデーションを選びましょう。
UVカット効果があること
『プチ肌断食』中は、ミネラルファンデーションだけの使用にとどめてください。
日焼け止めや化粧下地をファンデ前に使うと、乳液タイプのクレンジングで落としにくくなるからです。
(※夏場のレジャーなど強い紫外線を浴びるときは、日焼け止めをしっかり使ってください。)
そのため、日常の紫外線を防御できるSPF25~30/PA++程度のUVカット効果を持つ、ミネラルファンデーションを選びましょう。
ちなみに…
おススメのミネラルファンデとして紹介している『ETVOS(エトヴォス) マットスムースミネラルファンデーション』は、『プチ肌断食中のファンデの選び方』に記載している条件1~4を全てクリアしています!
SPF30/PA++UVカット効果も備えており、朝の保湿後そのまま肌になじませるだけで、ベースメイクは完了です。
お湯だけでもオフできますので、洗浄力の穏やかな乳液タイプのクレンジングで十分落とせますよ。
初回限定のお試しセットがありますので、ぜひ使用感を体験してくださいね。
ETVOS(エトヴォス)お試しセット
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ETVOS(エトヴォス) マットスムースミネラルファンデーション | 毒性判定結果&口コミ
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プチ肌断食の効果【角栓のマイクロスコープ写真で比較!】
冒頭でもビフォーアフター写真を紹介しましたが、プチ肌断食を始めて3か月後以下のような肌の変化がありました。
プチ肌断食の効果
- 肌が乾燥しなくなった(冬場でも粉を吹かなくなった)
- 鼻の角栓・毛穴が目立たなくなった
- 顔の赤みが落ち着いた
- 顔のかゆみが出なくなった(敏感肌が改善された)
※プチ肌断食の効果は、肌の状態によって個人差があります。効果を保証するものではありませんので、あらかじめご理解の上お試しください。
肌の状態を数値化する専用機器で、プチ肌断食開始から3か月後、以下のような結果が出ました。
専用機器による肌の変化
- 赤み・敏感:9.0%⇒2.9%
- シミ・色素沈着:3⇒1
- 皮脂分泌:14.7%⇒9.1%
- 拡張毛穴:40⇒26
- 小じわ:36.8%⇒22.4%
上記の数値は、開始から3か月後の比較ですが、現在まで約5年『プチ肌断食』を続けてきて、肌の状態は全く変わりました。
『プチ肌断食』を始める前は、ちょっとした刺激でも肌に痒みがでて赤くなることも多々ありましたが、それも次第に出なくなり。
毛穴目立ちも自然に小さくなりましたし、どれだけ自分がスキンケアをやり過ぎることで肌を痛めつけていたのか実感しました。
肌断食・プチ肌断食のQ&A
ここからは、『肌断食』・『プチ肌断食』に関するよくある質問と回答を紹介します。
肌断食を始めて肌荒れが悪化しました。ネットを見ると好転反応と書かれていますが、しばらく続ければ改善するのでしょうか?
従来の『肌断食』は、洗浄力・脱脂力の強い純石鹸・無添加石鹸による洗顔を勧めています。
そのため、肌に必要な油分もすべて洗い落としてしまい、肌の乾燥が悪化する方が多いようです。
また、保湿剤として勧めているワセリンは、ニキビ肌の方には合いません。
ワセリンは主成分が油分ですから、アクネ菌のエサとなります。
しかし、肌断食を勧めているサイトや本には、"好転反応"という言葉を使って、肌が毒物を輩出している証拠であると書いていますが…
それは全く根拠のない誤った情報です。
肌断食での肌荒れを好転反応とする背景には、自身の本を売りたい、化粧品を売りたいなどの思惑が隠れています。
ちなみにですが、スキンケアを変えたり、化粧品を変えたことによる肌荒れを"好転反応"と言い始めたのは、化粧品会社です。
私自身、通販会社で化粧品の商品開発をしていた経験がありますが、
お客様へのトークスクリプトには肌に合わないという相談があったとき、好転反応の説明をするよう記載がありました。
しかし、これは自社の化粧品を長く使って欲しい=売り上げを上げたいからです。
そもそも、肌が毒素を排出することはあり得ません。
皮膚の毛穴から排出するのは、汗と皮脂です。
スキンケアを変えて、肌が乾燥したり荒れたりするのは、単純に肌に合っていないだけです。
無理して続けてしまうと、さらに肌の状態が悪化してしまいます。
スキンケアを変えて肌が荒れたら、その方法を中止してください。
一人ひとり、肌の状態は異なりますから、自分の肌に合う方法を見つけることが一番大切です。
プチ肌断食はニキビ跡にも効果がありますか?
当サイトでおススメしている『プチ肌断食』は、ニキビ跡の改善にもおススメです。
その理由は、プチ肌断食によって肌のターンオーバー(=肌の生まれ変わり)が整うからです。
脱脂力の強いクレンジングや洗浄力の強い洗顔料は、不要な皮脂汚れだけでなく、まだ剥がれ落ちる時期ではない角質まで落としてしまいます。
すると、まだ未完成の肌が表面に出てきてしまい、さらにその未熟な肌をクレンジング・洗顔によって痛めつけることに。
当然、肌のターンオーバーの周期も乱れてしまいます。
また、未熟な肌のまま紫外線に当たると、ニキビ跡がシミとなって色素沈着しやすくなる可能性も。
当サイトで勧めているプチ肌断食は、ターンオーバーを乱すような過剰な洗浄を一切しません。
剥がれ落ちるべきときまで古い角質を無理に取り去らず、できる限り肌に負担をかけない方法でスキンケアをします。
それによって肌のターンオーバーが正常化され、表面にでてくる皮膚も準備の整った強く健康な肌になります。
ニキビ跡も色素沈着しにくくなり、また肌がしっかり生まれ変わることでニキビ跡が目立たなくなっていきますよ。
まとめ
いかがでしたか?
本来の美しい肌を取り戻せて、お財布にも優しい『プチ肌断食』。
「肌悩みがなかなか改善しない…」という方はぜひ、『プチ肌断食』にチャレンジしてみてください。
最後に…
スキンケア手順とこのページで紹介した化粧品アイテムをおさらいしておきますね。
ワイエスラボのお試しセット
Supmile(サプミーレ)のお試しセット
ETVOS(エトヴォス)お試しセット
どれも優秀なアイテムですので、宜しければ参考にしてくださいね。
\毒性判定結果を見る/