運営者のプロフィール
初めまして、当サイト『無添加化粧品 毒性判定サイト』を運営している化粧品成分専門家「よしと」です。
国立大学院で、化学、生命科学を研究していました。そこで、化粧品開発の経験もあります。
現在は、育児をしながら、化粧品の容器開発のお仕事をしております。
第一線の有名化粧品メーカーともやり取りすることもあり、化粧品の容器についても知識があるので、有益な情報を提供できると思います。
ここからは私の経歴と当サイトを立ち上げた経緯について、少しお話させていただきます。
よろしければ、お付き合いくださいませ。
※このサイトは協力者の方と、記事を執筆しています。
自己紹介
私は以前、大学で化学、生命科学分野で研究していました。
教授が、化粧品のニセ科学を専門としており、私も一緒に学びながら研究をしていました。
この時から、世の中があまりに多くの「正しく無い情報」で、埋め尽くされているかを痛感しています。
研究室では敏感肌を改善するをテーマに、化粧品開発にも携わっていたため、モニターの方から話を伺う機会もありました。
敏感肌で困っていた方の話を紹介します。
悩みは、10年間悩み続けているから続いている敏感肌。(年齢40歳、女性)
使っている化粧品を拝見させていただくと、敏感肌に良くない可能性がある成分がたっぷり入った高級化粧品。
選んだ理由は、「化粧品容器の見た目」、「値段が高くて効きそう」、「肌に染み込んでいる感じがする」。
本当に大切な、化粧品成分の視点から選んでいなかったのです。
残念ながら、この方は使用している化粧品によって、逆に悪影響を与えていた可能性もありました。
結局この方は、研究室で製造した化粧水、クリームを使用することで、長年の悩みだった肌トラブルを改善できました。
身近な人に話を聞いても、化粧品の選定基準は、成分ではなく、見た目、使用感、値段でした。
この時から、「正しい化粧品の選び方の知識を広めたい」という気持ちがありました。
その後、化粧品の容器開発の研究職として働いています。
ここで、様々な化粧品メーカーの方と化粧品の商品開発に携わることに。
しかし。
私はここで、「無添加化粧品」の現実を目の当たりにすることになりました。
もともと、大学のときの知識もあり、化粧品成分については多少知識があったのですが、
「無添加」「オーガニック」を謳う新商品の試作品の全成分を見ると…
合成界面活性剤や合成ポリマー、防腐剤がてんこ盛り。
「無添加化粧品」として販売しているのに、なぜこんなに合成界面活性剤や合成ポリマーが配合されているんだろう?
この疑問は、商品開発に携わるうちにはっきりとした答えがわかりました。
携わった仕事の1つが、メイクを落とすクレンジングの容器の商品開発。
今では当たり前になった、濡れた手でも使えるオイルクレンジング。
試作品の成分を見た私は愕然としました。
そこには、
が使用されていました。
何が「無添加」なのかというと香料・着色料・パラベンだけ。
でも、パッケージには「無添加」の文字。
これが、日本の無添加化粧品の現実です。
なぜ肌に悪影響のあるものを多く使用するのか
その答えを化粧品メーカーに聞くと、
濡れた手でも使えてツルっと落ちるなど
この3つでした。
特に、「使用感が良いこと」は絶対で、合成界面活性剤や合成ポリマーを使用しなければ、
濡れた手で使えなかったり、ふき取りの手間がでたりと、お客様が求めるものではなくなる、
つまり、売れない。
そういう答えでした。
しかし、
人一倍肌トラブルを抱える人を見てきた私にとって、無添加化粧品に求めるのは
「肌に優しいこと」であって、
「手間を省くこと」ではありませんでした。
敏感肌で多くの肌悩みを持つ方々に、
「無添加化粧品」の現実を知ってもらい、
本当に良い商品を選ぶ知識を持って欲しい。
そんな想いから、このサイトを作りました。
長くなりましたが、本当の「無添加化粧品」を探すあなたのお役に立つことができれば幸いです。
当サイトの目的
当サイトは、「本当の無添加化粧品を探すお手伝い」をテーマに、無添加・オーガニック化粧品の全成分を徹底調査しています。
こんな方におすすめ
- 無添加化粧品を使っているけど、肌悩みが改善しない…
- 無添加化粧品っていっぱいあるけど、どれが良いの?
当サイトが独自に定めた化粧品の毒性判定基準で全成分をチェックし、成分評価と『完全無添加』or『ノー無添加』の判定を出しています。
また、成分の判定と合わせて、スキンケア効果や使用感も調査しランキング形式にまとめました。
ぜひ、無添加化粧品選びにご活用ください。
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