今回は『使用期限が分からない化粧水を捨てるべき3つの理由』について回答します!
このページで解決できること
- いつ買ったか分からない化粧水は使っていい?
- 化粧水の使用期限はどこに書いているの?
- 化粧水ってどうやって捨てたら良いの?
これらの疑問を全て解決します!
実は、化粧水には『容器に記載されていなくても、使用期限があります』
使用期限が切れてしまった化粧水を使うと肌にダメージを与えてしまうことがあります。
せっかく美容のために頑張っているのに、使うほうが損なんて悲しいですよね。
そこで今回は、「使用期限の分からない化粧水」をテーマに、捨てるべき理由から、廃棄方法まで全ての悩みに解決できるようにまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
<目次>
使用期限が分からない化粧水を捨てるべき3つの理由
せっかく買った化粧水を捨てるのはもったいなくて中々出来ないですよね。
それが、高価な化粧水だったら尚さら、捨てるなんて考えられないという方が多いと思います。
でも美容のためには、使用期限が把握出来ていない化粧水を使用するなら、使わないほうが良いんです。
その① 細菌の繁殖、酸化劣化して毒性成分が生成される
化粧水が何から作られているか知っていますか?
化粧水は、以下のような構成で作られています。
一般的な化粧水の構成
水…80~95%
アルコール類…5~10%
グリセリンなどの保湿成分…0~5%
乳化剤、防腐剤、香料など…0~5%
実は、一番多く含まれている成分は水なんです。
続いて、アルコール類や、保湿成分です。
これらの成分は以下の特徴があります。
水 ・・・・細菌が繁殖しやすく腐りやすい
アルコール類、保湿成分・・・・空気中の酸素や、温度環境によって劣化し、毒性成分(アルデヒド、過酸化脂質)が発生する
腐ってしまった水や、毒性成分が発生した保湿成分を顔に塗って、美肌になるはずがありませんよね。
むしろ、肌に重大なダメージを与えてしまうことがあります。
②効果が有ると信じないと、本当に効果半減してしまう
皆様は、思い込み効果(プラシーボ効果)って聞いたことがありますか?
プラシーボ効果の由来は、偽物の薬(有効成分が入っていない薬)を投与しても、症状が回復したり和らいだりする減少のことです。
美容に置き換えて説明すると、良いと思いこんで使用すると、本当に効果が期待できるということです。
思い込みにより、欲求が満たされたり、満たされることが分かると活性化する脳の報酬中枢という部位が活性化します。
報酬部位が活性化すると、免疫力が高くなるということが、マウス実験にて証明されています。
反対に、「効果が無いかもしれない」と思い込むと、報酬部位の活性化が発生しづらくなり、効果が半減します。
これは、プラシーボ効果の反対でノセボ効果と言います。
つまり、使用期限が把握出来ていない化粧水は、成分の劣化による毒性だけでなく、ノセボ効果でさらに効果が期待できなくなります。
「この化粧水は、使用期限が切れてて細菌や毒性があるかもしれない」
なんて考えながら使うと、実際には問題ない化粧水の効果も半減してしまいます。
解決法は、きちんと管理できていると自分でも納得出来ている化粧水を使うことです。
私は、化学、生命科学の研究を主としてしてきたので、一番大事なのは、化粧水の成分だと考えています。
しかし、プラシーボ効果、ノセボ効果も多くの論文が出ており、考慮するべきだと考えています。
その③ スペースが広くなり、イライラが軽減する
洗面所や、化粧品置き場は何かとものが多くなりがちですよね。
化粧水は、洗面所に置いておくことも多いと思います。
不要なものを置いておくだけで、見た目から乱雑になりやすく、気分もスッキリしないことが多くなります。
「高いものだから、捨てるのがもったいない!」
「いつか使うときかもしれないから取っておく」
しかし、無駄なものを溜め込んでしまっている空間は、ストレスになります。
美容はストレスと大きな関係が有りますし、整理整頓が出来ていないと、使用期限が分からなくない化粧水を生み出しやすくなります。
一度思い切って、いつ買ったか思い出せないものや、開封してからしばらく使用していないものは全て破棄することをオススメします。
この記事を読まれている方は、その時点で美意識が高い方です。
全てリセットして、ストレスも減らして、もっとキレイになって行きましょう!
記載が無くても化粧水や化粧品には使用期限があります!
化粧水を含む化粧品には、実は『使用期限』があります。
未開封の場合の使用期限は、製造日から約3年。
開封後の使用期限は、化粧水の成分や保管している環境にもよりますが、開封から3ヵ月以内を目安に使い切ることを推奨しているメーカーが多いようです。
化粧水の使用期限の目安
- 未開封の場合…製造日から約3年
- 開封後の場合…開封日から3ヵ月以内
化粧水以外の化粧品の使用期限は、以下を目安にしてください。
種類 | 未開封※1 | 開封後※2 |
化粧水 | 3年 | 3ヵ月 |
美容液 | 3年 | 3ヵ月 |
乳液 | 3年 | 4~5ヵ月 |
保湿クリーム | 3年 | 6ヵ月 |
未開封※1:製造日から 開封後※2:開封日から
ここで…
未開封の場合の製造日について補足です。
市販されている化粧水の多くには、製造年月日の記載がありません。
その理由は。
法律によって、「製造から3年以上経過しても製品の品質が変わらないものは、製造日の記載をしなくても良い」と定められているからです。
化粧品メーカーの多くは、一度に大量生産してコストを抑えたい!という思惑があるので、防腐剤等を使って製品が3年以上劣化しない(腐らない)ようにしています。
つまり、製造年月日の記載がない化粧水は、未開封でかつ冷暗所で保管している場合、3年以上品質を保持できるということです。
そのため、購入した時期がはっきりわからない場合は、おおよそ3年以内であれば使用しても問題ないでしょう。
なお、化粧品の購入時期を忘れてしまった方のための、便利なサイトがあります。
化粧品の製造年月日を検索できるサイト
以下のサイトでは、化粧品の製造年月日を検索できます。
製造年月日の記載がない化粧品でも、製造番号が必ず容器の裏面に印字されています。
この製造番号とブランド名を入力して検索します。
ただし、今のところ検索できるのは、大手化粧品メーカーのブランドのみとなっています。
未開封でも使用期限が切れていたり、いつ開封したか分からないものは捨ててしまいましょう。
流しに捨てるのはNG!使用期限が切れた化粧水の廃棄方法
余ってしまった、使用期限が切れた化粧水は、燃えるゴミとして捨てましょう。
化粧水は、液状やクリームのものがほとんどだと思います。
キッチンペーバーや、新聞紙等の紙類に染み込ませて燃えるゴミとして捨ててください。
化粧水は、混ざっても危険な成分は発生しないので、複数種類まとめて捨てても問題ありません。
中身をそのまま洗面所や、トイレに流してしまうことは水質汚染につながります。
きちんと、燃えるゴミとして捨ててくださいね。
化粧水の使用期限を守るオススメ方法
ここまでお話してきたように、多くの化粧水が未開封の状態で3年以上腐らないわけですが…
防腐剤を使っていない無添加化粧水の中には、使用期限が短い製品もあります。
化粧水の多くは、未開封で3年以内、開封後は3ヵ月以内を目安に使い切ることを推奨しています。
しかし、中には品質が変化しやすい成分を含む化粧品の場合、未開封で1年など使用期限が短い製品もあります。
使用期限が短い無添加化粧水には必ず、製造年月日や使用期限の記載があります。
使用期限を記載するということは、企業からすると製品ロスに繋がるため本当はしたく無いはずなんです。
しかし、敏感肌の方のためにあえて防腐剤を使用せずに、良い製品を作っている会社も存在します。
そのような会社のためにも、自分のためにもあえて防腐剤無添加の化粧水を使用して、使用期限を管理するのも良いと思います。
【注意】使用期限が載っていない化粧水は、敏感肌に向かない
未開封で3年以上品質が変わらない化粧水。
そんな化粧水を作るためには、肌への刺激性が懸念される殺菌剤や防腐剤を配合しなければなりません。
防腐剤の成分例
- パラベン類(メチルパラベン・エチルパラベン・プロピルパラベンなど)
- 安息香酸、安息香酸ナトリウム
- ヒノキチオール
- フェノキシエタノールなど
これらの防腐剤が入った化粧水を敏感肌の人が使った場合、赤み・痒みなどのアレルギー反応を起こす可能性があるのです。
当サイトでは、肌への刺激性が懸念される成分をすべてチェックし、肌への安全性を判定しています。
肌に優しい化粧水をお探しの方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
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まとめ
いかがでしたか?
この記事では、『使用期限が分からない化粧水を捨てるべき3つの理由』についてお話してきました。
あなたのお役に立てましたら幸いです。
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