【美肌塾 vol.03】クレンジング選びは慎重に…

管理人の美肌塾

クレンジング選びは慎重に…【美肌塾 vol.03】

よしと
化粧品成分専門家よしとです!美肌塾第3回目はとても重要なお話。クレンジングについての知識をお届けします。

基礎化粧品の中で、最も肌に影響を及ぼすもの。

それは、メイクを落とすためのクレンジングです。

特に、主流となっている『濡れた手でも使えるオイルクレンジング』は要注意。

その理由は、肌のバリア機能を破壊に繋がる、強力な脱脂力を持つ『石油由来の油剤』と『合成界面活性剤』が、他の基礎化粧品より多く使用されているからです。

「ちゃんとスキンケアしているのに、いつも肌が乾燥してる…」

「丁寧にクレンジングしているのに、毛穴が目立つ…」

このような悩みの背景には、クレンジングによる肌のバリア機能の破壊があるかもしれません。

肌のバリア機能を破壊し続けるクレンジング

肌のバリア機能を破壊し続けるクレンジング

メイクを落とすクレンジング剤には、大きく分けて4つの種類があります。

クレンジング4つの種類

・オイルタイプ

・クリームタイプ

・ジェルタイプ

・ミルク(乳液)タイプ

 

この中で最も気を付けなければならないのが、濡れた手で使えるオイルタイプのクレンジングです。

濡れた手OKのオイルクレンジングは、主成分が『石油由来の油剤』と複数の『合成界面活性剤』であることがほとんどです。

『石油由来の油剤』と複数の『合成界面活性剤』を組み合わせたオイルクレンジングは洗浄力が高いことから、濃いアイメイクも濡れた手で簡単に洗い落とすことができます。

しかし、洗浄力が高い分脱脂力も強力であり、肌に必要な油分も根こそぎ洗い流してしまいます

 

またそれだけではなく、残留性が強い『合成界面活性剤』を使用していた場合、メイクを洗い落とした後も肌の皮脂に合成界面活性剤がくっついて作用を発揮し続ける可能性があるのです。

そんな強力な洗浄力を持つクレンジング剤を毎日使用していたら、肌はどう変化するでしょうか?

肌に必要な皮脂・油分をすべて洗い流し続けると…

敏感肌の角質層

皮脂・油分を失った肌からはどんどん水分が蒸発し、バリア機能が破壊されます。

その結果、紫外線やほこり、アレルギー物質が肌内部に侵入しやすくなり、いわゆる『敏感肌』『アレルギー肌』『乾燥肌』が出来上がるのです。

よしと
脂性肌の方も、実はクレンジング剤によって乾燥が進み、皮膚が油分を補うために過剰に皮脂を分泌している可能性があります。

濡れた手で使えるオイルクレンジングをした後、顔をふいてしばらくするとどうなりますか?

肌がつっぱってきませんか?

乾燥しませんか?

強力なクレンジング剤を使い続けることで、確実に肌は乾燥し、老化していきます。

確かに濡れた手でも使えて、こすらずに水でサッと落ちるのは便利です。

 

しかし、よく考えてみてください。

主成分はオイルなのに、どうして水に馴染んでサッと落ちるのでしょうか?

 

理由は簡単です。

合成界面活性剤をたくさん使用しているからです。

逆に合成界面活性剤をたくさん使用しないと、水でスッキリ洗い落とすことはできません。

肌のバリア機能を守る、クレンジング剤はある?

肌のバリア機能を守る、クレンジング剤はある?

では、肌に必要な油分を残し、バリア機能を守るクレンジング剤はあるのでしょうか。

ご安心ください、数は少ないですがあります。

具体的に、肌に負担の少ないクレンジング剤は以下の2種類です。

肌に負担の少ないクレンジング

1.ミルク・乳液状のふき取りタイプ

2.脱脂力が優しいナチュラルオイル

当サイトでは、上記2種類のクレンジングを組み合わせて使うことをおススメしています

では、詳しく説明していきますね。

 

1.ミルク・乳液状のふき取りタイプのクレンジング剤

ミルク・乳液状のふき取りタイプのクレンジング剤

まず、ミルク・乳液状のふき取りタイプのクレンジング剤について。

濡れた手で使えるオイルクレンジングと比較して、水の配合量が多いため脱脂力・洗浄力がとても穏やかです

オイルタイプと比較して、合成界面活性剤の配合量も少ないです。

敏感肌の方でも刺激を感じにくいクレンジングタイプですよ。

コットンに出してふき取るという手間はかかりますが、皮脂を取り過ぎることなくメイク汚れを落とせます。

 

しかしながら、洗浄力が弱いために濃いアイメイクをオフできません。

そこで、後述する【2.脱脂力が優しいナチュラルオイル】を使って先にアイメイクをオフします

その後、ミルク・乳液タイプのクレンジングで残った油分と顔全体のベースメイクをふき取る方法がおススメです。

おススメのミルククレンジングは…

当サイトの毒性判定で「完全無添加」の判定を受けた、『Supmile(サプミーレ) クレンジングミルク』です!

2.脱脂力が優しいナチュラルオイル

脱脂力が優しいナチュラルオイル

次に、脱脂力が優しいナチュラルオイルについて。

オイルと言っても、濡れた手で使える一般的なクレンジングオイルとは全く別物です。

よく保湿剤として売られている、植物由来100%のナチュラルオイルのことです。

 

脱脂力が優しいナチュラルオイル

・オリーブオイル

・ホホバオイル

・アルガンオイル

・アーモンドオイル

・ココナッツオイルなど…

 

これらをクレンジング剤として使用するのもおススメです。

全成分は植物オイルのみですから、もちろん合成界面活性剤も全く使用されていません

ただし、手間は少々かかります。

乾いた手・顔にしか使えませんし、お湯で洗い流すこともできません。

メイクに馴染ませて汚れを浮かせた後は、ティッシュを2~3枚重ねて優しく油分を吸い取ります。

その後は、洗顔料を使用せず軽く湿らせたコットンに乳液タイプのクレンジングをだし、残った油分とベースメイクをふき取る方法がおススメです。

おススメのナチュラルオイルは…

当サイトの毒性判定で「完全無添加」の判定を受けた、『【ワイエスラボ】クレンジングオイル』です!

 

当サイトのクレンジングランキングには、スクワランオイル100%のものやミルク・乳液タイプのクレンジング剤を紹介しています。

ぜひ、クレンジング選びの参考にしてみてください。

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また、クレンジング剤を使用した後の洗顔について、当サイトでは基本的におススメしていません。

詳しくは、下記の記事をご一読ください。

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