タール色素について~毒性成分を知ろう~

毒性成分について

⑤タール色素について

よしと
化粧品成分専門家よしとです!~毒性成分を知ろう~第5回は『タール色素』についての知識をお届けします。

『タール色素』はご存じの方も多いかと思いますが、化粧品に使用されている着色料のことで、主にアイメイクや口紅、チークなど色の付いたメイク用品に使用されています

 

よく、メイク用品の成分欄に「赤色210」など、色+番号が書かれていますよね。

これがいわゆるタール色素のひとつです。

 

一口に『タール色素』と言っても、種類も成分も様々です。

安全性の高い成分もあれば、アレルギーを起こしやすい成分もあります。

 

『タール色素』には、顔料と染料に分類される種類があります

先に出てきた「赤色210」は顔料に分類されるタール色素です。

 

敏感肌・乾燥肌の方が最も注意したいのは、染料系のタール色素です。

最近、長時間崩れにくい"ティント"タイプの化粧品がよく売られています。

眉ティントやティントアイライナー、リップティントなどですね。

 

染料系のタール色素は粒子がとても小さく、アレルギーの原因となりやすい物質です。

そのため、染料系のタール色素を使っているメイクアップ商品は避けた方が良いでしょう

 

特に避けた方が良い染料(※特にアレルギーを起こす懸念がある酸性染料とのみ)を載せておきますね。

 

酸性染料
赤色
102
104-(1)
105-(1)
106
215
218
226
227
230-(1)
230-(2)
231
232
401
503
504
506
緑色
201
205
401
402
青色
201
202
203
204
205
橙色 205
207
402
黄色
201
202-(1)
202-(2)
203
402
403-(1)
406
407
褐色 201
紫色 401
黒色 401

 

敏感肌・乾燥肌の方は、表の染料(特に酸性染料)を配合したものを避け、顔料を使っている化粧品を選びましょう

とは言え、ひとつひとつ全成分をチェックして染料を見分けるのも大変な作業ですね。

当サイトでは、染料を含む毒性判定をメイクアップ化粧品でも行う予定です。

随時メイクアップ化粧品の毒性判定も追加していきますので、今しばらくお待ちいただけば幸いです。

 

 

 

 

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