【宇津木式スキンケアをやめたワケ】石鹸洗顔とワセリンによる弊害とは

管理人のスキンケア手帖

【宇津木式スキンケアをやめたワケ】石鹸洗顔とワセリンによる弊害とは

よしと
こんにちは!化粧品成分専門家よしとです。今回は私のスキンケア体験談(宇津木式肌断食)についてお話します。

このページに辿り着いた方は…

いま、宇津木式の肌断食スキンケアに迷いがあるのではないでしょうか?

 

私自身、数年前に宇津木式スキンケアを試した結果…

乾燥肌がより悪化し、さらにブツブツの吹き出物がたくさん出てしまった経験があります。

 

ネットやSNSを見ると、私のように宇津木式スキンケアにチャレンジして肌荒れが悪化したとの声が…

 

そこで今回は…

私が宇津木式スキンケアをやめた体験談と、試行錯誤を経て習得した「宇津木式のデメリットを取り除いた新しい肌断食法」を紹介します。

 

この記事で紹介するのは…

  • 私が宇津木式スキンケアをやめるに至った体験談
  • 宇津木式のデメリットを取り除いた新しい肌断食法

 

以下に当てはまる方はぜひ、この記事を参考にしてくださいね。

 

こんな人におすすめの記事です

  • 宇津木式スキンケアで、肌荒れが悪化した!どうすればいい?
  • 宇津木式の肌断食で、肌が荒れないか不安…デメリットは?
  • 宇津木式スキンケアの体験談・口コミが知りたい!

 

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【化粧品専門家】よしと

専門である化学、生命科学の知識を活かし、無添加化粧品の毒性判定サイトを立ち上げました。化粧品成分の資格保持。

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宇津木式スキンケア(肌断食)をやめるまでの体験談

宇津木式スキンケア(肌断食)をやめるまでの肌の変化

私が宇津木式の肌断食に出会ったのは、数年ほど前です。

当時の私の肌は、毛穴や角栓、ニキビを触りまくってスキンケアを過剰にした結果、ボロボロの状態になっていました

鼻はまさに「イチゴ鼻!」で、隙間がないくらい黒ずみ毛穴がびっしり。

 

毎夜毎夜鏡を前に、角栓ケアグッズ(ピンセットや角栓取りスティック)で鼻と頬、あごにある角栓を抜き取っていました

取れば取るほど、毛穴はどんどん拡大し、取れる角栓もだんだん大きくなっていきました。

 

角栓取りスティック

 

角栓を取った後は、さらに「毛穴汚れをスッキリ落とす」と書いてあるクレンジングや洗顔料でしっかり洗浄

そして化粧水→ビタミンCパック→美容液→保湿クリームでスキンケア。

 

しかし、それでも毛穴のブツブツが目立ってしまう…

毎朝、鏡を見るたびにテンションが下がっていましたね(涙)

 

よしと
朝からテンション下がるなんて最悪ですよね。当時は知識もなかったので、辛かったです。

 

もう、どうすれば良いかわからない…

 

そんな時、ネット上で見つけたのが宇津木式スキンケア(肌断食)でした。

それまでは、

「スキンケアをすればするほど肌が綺麗になる」

「毛穴や角質をケアしないと悪化する」

そう思い込んでいた私にとって真逆の発想である宇津木式は、まさに目からウロコだったことを覚えています。

 

私は宇津木式スキンケアについての書籍を買い、すぐに実践しました。

 

ちなみに、本に従って実践した内容は以下の通りです。私は普段メイクはしていませんが、仕事上メイク(主にファンデーション)を塗ることもあります。

ご覧になられている方は、メイクされている女性の方が多いので、ファンデーションをしているときの内容で書きますね。

実践した肌断食は…

  • メイクを落とすクレンジングをやめる
  • メイクを落とすときは、純石鹸を使う(※石鹸で落とせるメイクに変える)
  • メイクをしていないときの洗顔はぬるま水洗顔(※34度以下)
  • 化粧水や保湿クリームなどの基礎化粧品は使わない
  • どうしても乾燥が気になるときはワセリンで保湿

 

宇津木式スキンケアを始めた私の肌の変化を以下にまとめてみました。

 

宇津木式スキンケア(肌断食)初日

宇津木式スキンケア(肌断食)初日

まず、石鹸で落とせるファンデーションやアイシャドウ、アイブロウにメイクアイテムを変えて、宇津木式スキンケアをスタートしてください。

石鹸はネットで色々と調べた結果、「白雪の詩」という無添加石鹸をセレクトしました。

 

メイクのオフはお風呂の前に洗面所で行いましょう。(お湯で洗わないため)

石鹸での洗顔前に、ポイントメイクを落とします。

アイブロウとアイシャドウをしている方は、眉部分と目の周りを水で濡らした綿棒を転がすようにしてメイクをオフしていきます。

この時、肌を絶対にこすってはいけないとあったので、コロコロと転がす程度で力は入れません。

ポイントメイクのオフが終わったら、次は石鹸洗顔です。

 

宇津木式スキンケアの石鹸洗顔

ファンデーションを塗ったままの肌を、ぬるま水で濡らし、石鹸は泡立てネットを使ってモコモコの泡を作り洗顔します。

泡を顔に押し付けるようにして、こすらずに泡だけで洗います。

最後は、ぬるま水で10回程度すすいで、洗顔は完了です。

多少のメイク残りはあるかもしれませんが、そんなに気にしなくて良いです。しばらくしたら自然に古い角質ととも剥がれ落ちます。

 

宇津木式スキンケアでの肌の乾燥

洗顔後の肌は…かなりの乾燥状態。

洗顔後は何もつけない方が良いと書いてあったので、しばらく様子を見ましたが…

眉間、頬、口の周りの皮膚がパリパリに。

乾燥が酷い部位は、宇津木式で推奨していた白色ワセリンを使い対処しました。

よしと
ワセリンを塗ると多少肌落ち着きましたが、所々肌が赤くなって痒みが出ていました。

 

宇津木式スキンケア(肌断食)1週間後

宇津木式スキンケア(肌断食)1週間後

宇津木式スキンケアを始めて1週間。

変わらず、夜は石鹸洗顔→乾燥する部位にワセリン、朝はぬるま水洗顔→少量のワセリン→ファンデーションで化粧を続けていました。

 

肌の変化はと言うと…

眉間、頬、口の周りの乾燥が悪化して、粉を吹く状態に

その一方で鼻は脂っぽく、小鼻の周りが赤くなって痒みが出るようになりました

鼻の毛穴からは角栓がニョキニョキ飛び出していて、目立ちます。

よしと
この頃から「もし、このまま肌荒れが悪化してしまったらどうしよう…」と心配な気持ちが芽生えてきました。

 

宇津木式スキンケア(肌断食)3週間後

宇津木式スキンケア(肌断食)3週間後

宇津木式スキンケアを始めて3週間が経過した頃。

皮脂量が多い鼻の周りは赤いまま、痒みが強くなっていき、吹き出物ができてしまいました

一方で相変わらず、眉間・頬・口の周りは皮がむけてガサガサに。

石鹸洗顔をする度ピリピリと痛み、とても不安でした。

 

ここを越えたら…という想いはありましたが、肌の乾燥と痒みに我慢できず宇津木式スキンケアを一旦やめる決断をしました

よしと
私が宇津木式スキンケアをやめたのは、肌断食を開始してから24日目でした。

 

 

なぜ宇津木式スキンケア(肌断食)で失敗したのか?

なぜ宇津木式スキンケア(肌断食)で失敗したのか?

なぜ、宇津木式の肌断食で失敗してしまったのか…

私なりに、宇津木式スキンケアに失敗した経験から、その原因を調査してみました。

私が宇津木式スキンケアに失敗した原因は以下の3つであると考えます。

 

宇津木式スキンケアに失敗した原因

  • 石鹸洗顔は脱脂力・洗浄力が強い
  • ワセリンはニキビ肌・オイリー肌に合わない
  • 汚れが肌に残っていると肌荒れの原因になる

 

それでは、ひとつずつ説明しますね。

 

失敗した原因①脱脂力・洗浄力の強い石鹸洗顔

失敗した原因①脱脂力・洗浄力の強い石鹸洗顔

宇津木式を始めとした『肌断食』で推奨している純石鹸、無添加石鹸での洗顔。

実は、大変脱脂力・洗浄力が強いです。

合成界面活性剤を使用していなくても、純石鹸・無添加石鹸には石鹸系の界面活性剤が配合されています。(界面活性剤を配合していないと、石鹸は作れません。)

その洗浄力・脱脂力は、アミノ酸系の作用の穏やかな合成界面活性剤よりも強いです。

"純石鹸"や"無添加石鹸"、"合成界面活性剤不使用"などの文字から、「肌に優しいんだ!」というイメージを抱きがちですが、それは間違いです。

シンプルな純石鹸ほど、洗浄力は高いです。

そのため、純石鹸での洗顔は、乾燥肌・敏感肌の方に向きません

 

失敗した原因➁ワセリンはニキビ・オイリー肌に合わない

失敗した原因➁ワセリンはニキビ・オイリー肌に合わない

ワセリンを万能な保湿剤だと思っている方も多いようですが、実はワセリンはオイリー肌・ニキビ肌には合いません

ワセリンは肌の密封性がとても高く、肌内部の水分を保持することには優れていますが、その一方で毛穴を塞いでしまうデメリットもあります

もともと皮脂の分泌量が少ない人は問題ないですが、ニキビ肌・オイリー肌の人が使うと、皮脂や汗がワセリンでフタをされることによってニキビが悪化したり、痒みがでたりするのです。

よしと
私の場合、皮脂分泌の多いTゾーンにもワセリンを塗っていたことで、吹き出物や痒みがでたようです。

 

失敗した原因③メイクが肌に残っていると肌荒れを起こす

失敗した原因⓷メイクが肌に残っていると肌荒れを起こす

私は石鹸で落とせるファンデーションに変えて宇津木式スキンケアを実践しました。

しかし、実際は石鹸洗顔だけで落ちていないこともしばしば

後からわかったことですが、石鹸で落ちるメイク用品にも、密着性の高い成分が使われていることが多いです。

石鹸で落とせず肌に残った汚れは、酸化して、黒ずみ毛穴やニキビの原因にも。

私の場合も、石鹸で落としきれずに肌に残った汚れが、肌荒れを起こした原因のひとつであると考えます。


ここまで、「宇津木式スキンケアに失敗した3つの原因」について説明しました。

宇津木式スキンケアは、肌本来の機能を高められる画期的なスキンケア法ですが、一人ひとりの肌の状態や使っているメイク用品によっても合う・合わないがあることがわかりました。

 

 

宇津木式スキンケアをやめた人・失敗した人の口コミ

宇津木式スキンケアに失敗した・挫折した口コミ

私のように、宇津木式のスキンケアを試した結果肌が荒れてしまったという口コミは、SNS上で多くみられます。

特に多いのは、ニキビの悪化、脂漏性湿疹の悪化、乾燥肌の悪化ですね。

 

宇津木式のデメリットを取り除いた「新・プチ肌断食」がおすすめ

宇津木式のデメリットを取り除いた「新・プチ肌断食」がおすすめ

宇津木式の肌断食に失敗した私は、その後も試行錯誤を繰り返して、新たなスキンケア法に辿り着きました。

それが、宇津木式スキンケアのデメリットを取り除いた新しい『プチ肌断食』という方法です。

※『プチ肌断食』の詳しい方法は、下記の記事をご覧ください。

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前述したように、宇津木式スキンケアには下記のようなデメリットがありました。

 

宇津木式スキンケアのデメリット

  • 脱脂力が強い石鹸洗顔は、乾燥肌・敏感肌には合わない
  • ワセリンはニキビ肌・オイリー肌に合わない
  • 石鹸で落ちると書いてあっても、実際は石鹸で落としきれないメイク用品も多い

 

これらのデメリットを取り除いて完成したのが、私が実践している『プチ肌断食』です。

宇津木式スキンケアを実践して失敗した人や不安な人は、ぜひ『プチ肌断食』を取り入れてみてください。

肌への刺激性がとても低いスキンケア方法なので、肌荒れも起こしにくいですよ。

メイクを楽しながらできるスキンケア方法なので、私自身、ストレスなく取り組めています。

よしと
私はこの『プチ肌断食』を実践して、頑固な乾燥肌がすっかり改善され、肌トラブルも起きにくい肌になりました。 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

私のように宇津木式スキンケアをやめた人・失敗したはぜひ手軽にできる『プチ肌断食』を試してみてくださいね。

 

 

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